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質量ゼロの電子を新たに発見
〜タングステンの表面電子の運動状態を解明〜


 広島大学放射光科学研究センターの宮本幸治助教(本研究室 OB )と、本研究室の木村昭夫准教授を中心とする研究グループは、広島大学放射光科学研究センターのスピン角度分解光電子分光装置と、放射光を用いた高分解能・角度分解光電子分光実験を用いて、タングステンの表面に質量ゼロの電子状態が実現している事を発見しました。
 本研成果は、米国の科学雑誌フィジカル・レビュー・レターズ『Physical Review Letters』に掲載される予定です。また、日本経済産業新聞、中国新聞などにも注目され報道されました。

Physical Review Letters
原著論文 :K. Miyamoto et al., Phys. Rev. Lett. 108, 066808 (2012)
記者発表の様子

広島大学 理学部・理学研究科 物理科学専攻

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