磁場で駆動する形状記憶効果のメカニズムを初めて解明
当研究室の木村昭夫准教授と大学院生の叶 茂は、東北大学電気通信研究所の白井正文教授、三浦良雄助教、物質・材料研究機構(NIMS)の小林啓介特別研究員、上田茂典研究員、東北大学多元物質科学研究所の貝沼亮介教授、東北学院大学工学研究科の鹿又武教授との共同研究により、強磁性形状記憶合金が示す構造相転移のメカニズムを初めて解明した。この研究成果により、強磁性形状記憶合金をベースとした次世代アクチュエーターの物質設計への大きな方針が示されることが期待される。
本研究成果は米国の科学雑誌『Physical Review Letters』の 4 月 30 日号、オンライン版で 4 月 26 日に掲載された (米国時間)。
Physical Review Letters 誌
原著論文 :M. Ye et al., Phy. Rev. Lett. 104, 176401 (2010)
解説文 :Viewpoint
プレス発表:日本語解説 PDF
紹介記事 :広島大学 HP
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