STM/STSと角度分解光電子分光を用いて
Ni(111)の表面状態を観測した
STM/STSとARPES両測定において自由電子的な表面状態が観測され、STM/STSとARPESの結果は良い一致を示した。 さらに、STSによってフェルミ準位にマジョリティスピンの状態しかない事を明らかにした。
この結果から、Ni(111)表面状態のスピントロニクスにおける活躍が期待される。
Phys. Rev. B 79, 245402 (2009)